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不完

自分がこの世界で生きている限り、この世界を完全に俯瞰で観ることは出来ない。

 

しかし、俯瞰を全く排除した主観には何の説得力もない。

 

俯瞰で視られる範囲が広くなればなる程、主観的な言葉にも深い意味が帯びてくる。

 

だから、天井のない空だとしても高く昇り続けなくてはいけない。

 

黒塗りの新大陸に色をつけなくてはいけない。

 

ほんとうのことをみつけなければいけない。

 

 

芸術をもてあの灰色の労働を燃せ

 

 

どうしようも

真っ暗闇に吸いとられているみたいだ

 

 

まただ、また消えてしまう。

 

 

僕が見つけてきたもの、手に入れてきた大切なものがまた音もなく溶けて煙にもならずどこかへ行っちゃう。

 

僕がこれから失っていくものは一体何のためにあったのだろう

失っても手に入れなかった前に戻るんじゃなくて、それらが降り積もった土台の上に立っているの?

じゃあ僕は今まで土台作りをしてきたの?

全部土に埋めるためのものだったの?

埋まらずに残るものは何?

埋めたくないものだってあるでしょ?

 

抵抗しようとしてもどんどん体が動かなくなってきて

もうどうしようもないみたいだ

 

 

ずっとファンタジー

 

真実より大切なものはきっとあるんだよ

 

あいつの言ってることはもしかしたら全部嘘なのかもしれない

 

それでも良いじゃないか

あいつが本当だって言ってるんだから

 

俺は信じることにするよ

 

たとえ嘘だとしても

信じ続けていればいつか本当になるかもしれない

信じ続けていればいつか本当に出来るかもしれない

 

真実を暴く事だけが正義じゃないでしょ

 

 

青色の似合う彼女が空にとけてしまった

あの日の青い空は嘘みたいに、紛れもなく彼女の姿だった

たとえファンタジーだとしても

そう信じていればそれが意味になる

 

 

 

かけら

僕という人は生まれてから一度も変わっていない

おそらく僕は僕を探し続けているんだろう

 

好みが変わったとか、いうけど、本当は変わったんじゃなくて

実態が見えなかった自分の中のものを見つけ出したような

だからいつでも何かを思い出せそうな感覚にさいなまれている

 

自分は生まれたとき、持っていた1つのオーブが砕けて飛び散り

それを集めて自分を取り戻している最中なんじゃないかと思うことがある

遠くへ行きたい。ここじゃないどこかに、まだ自分の欠片が落ちているような気がする。

 

 

 

別の誰かを想うことなんて到底出来ないのだ

そんなところまで辿り着いてもないんだ

 

屋上

外面っていうやつは

たぶん大事なんだろうな

 

僕にもそりゃありますよ

思ってても言わないこととか

空気とか関係が乱れるのはよくないし

 

 

 

でもね

 

外面を良くできるとね

 

他人にいい人だと思われるんだよ

 

本当はそんなことないのに

 

僕が外面よく接した人は

僕のことを誰かにね

いい人だって話すんだよ

 

本当はそんなことないのに

 

みんなが知ってる僕はすごくいい人なんだ

 

本当はそんなことないのに

 

外の世界では別の架空の僕が生きているのなら

僕のことを知っている人はいるだろうか?

 

人は死んでも誰かの記憶の中にいれば

死んだことにはならない、まだ生きている

そう思っている

 

本当の死はもうほんとうに誰にも忘れられた時だとしたら

 

今の僕は生きていると言えるのだろうか

 

 

ああ、僕はほんとうにかなしくて

地球の回転を止めてしまいたい気分だよ

 

 

 

きっとファンタジー

 

 

死への道や、失う悲しみや、輪廻転生なんかについて

どれだけ考えて、まだ生きている僕が生きることに意味を見出だしたとしても 

 

いざ目の前で人が死んでしまうと

それまでの考えなんか無意味にしてしまうほどの悲しみに飲み込まれて

それが薄まるのを、時間がたつのを待つしかない

 

生まれ変わりはあるのかもしれない

でも生まれ変わった先その人が

顔も名前も性格も変わってしまうのなら

結局その人が二度と帰ってこないことに変わりはないよね

 

 

どれだけ考えても

時間でしか解決できないものがあるなんてほんとうに無力だね

 

 

大人になれば理解できちゃうから

諦めるしかないって分かっちゃうから

割りきって受け入れることが出来るようになっちゃうんだね

 

大人になることは辛いことだ

苦しいことだ

 

目処

 

自分がこれまで書いては消したどの言葉にも、自分の中にある真実はなかったし、それが見えてないような奴の言葉を発信するだけの確信を持てない。

 

価値観や考え方は日々変わっていく無様な

笑われても信じ抜けないような言葉はいつも笑われてると感じるし、昨日の俺の言葉を今の俺は笑ってる。