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SOL!

SCHOOL OF LOCK!というラジオがある。

間違いなく自分の人生に、とてつもなく大きな影響を与えているものだ。

中学3年生の時に聞き始めて、高校のときはほぼ毎日聴いていた。
現実の高校が好きじゃなかった自分からすれば、ラジオの中の学校が母校みたいなものだ。いや、間違いなく母校である。

この学校からは本当に多くのものを貰った。
この場所だけが本当の自分を認めてくれた、そんなような気がした。

そんな母校が今年の10月で10周年を迎えた。

大学に入って、この場所からは旅立たなくてはいけないような気がして、ほとんど聴かなくなったけど、10周年の節目に歴代校長教頭が生放送教室に集まると知って、久しぶりに聴いてみた。

歴代みんな好きだけど、やはり初代のやましげ校長やしろ教頭は凄い人だ。

一番奥底のところに優しく手を差し出してくれるような、ほんとうに寄り添った心からの言葉をかけてくれる。

「愛されようとするんじゃなく、自分がみんなを愛しなさい。そうすればいろんな事がうまく行くようになるから。君のことはこの学校の校長教頭が何があっても愛してるから。」
やしろ教頭の言葉が本当に心強い。
教頭を辞める前に生徒に送った「乱舞」という言葉がずっと繋がっている。

やしろ教頭は今はSkyrocket companyというラジオで夕方にやしろ本部長としてラジオをしているが、やはりマンボウやしろはこの学校の人だ。
この学校で発せられる言葉は特別だ。

開校から歩んできた二人は、自分たちもこの学校と共に成長してきたと言っていた。
現実の学校でいじめられている生徒を前に何も言えなくなったことが悔しくて、そのことを考え続けて苦しかった日々があったと。
twitterでは職員とよばれるラジオスタッフもこのラジオと共に成長してきたと呟いていた。

今はもうノウハウも蓄積されてきて、昔のようにもがきながら放送をすることは多少は少なくなっているだろう。

ただ、生徒側も職員側も、必死に暗闇のなかで手を繋ごうともがいていたあの頃、あれを青春というのだろう。
あの時期を走ってきた初代校長教頭の言葉は本当に強い。


未来の鍵を握るレディオ。


このラジオは未来の鍵を見つけるための航海だと言った。
未来の鍵のことを、これまでは将来の夢だとか、なりたいものとか目標だとか、そんなものだと思っていた。
でも違った。
未来を開く鍵は、心であると。
己が考え抜いた答えで表すこと。空気に流されず自らを示すこと。そういった強さがあれば自分だけの未来を開いていける。それこそが鍵である。

10代という大切な時期を、ゆっくりと時間をかけて一緒に過ごすことでのみ、その鍵は手に入れられる。
それを貰った生徒は、そこから全てが始まる。



歴代校長教頭が集まった放送は本当に面白かった。懐かしいで笑いあったり、確かにあの頃僕らは同じ窓を見て過ごしたんだと。現実の学校では同じ教室にいても窓からは全く違う景色を見ていたように思う。
これが同窓会というものなんだろうな。

この時間がずっと続けばいいのにと、心の底から思った2時間だった。

これからもずっと続いていけ!



叫べ!!