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ともだち

もう一週間前の話ですが、ちょっと旅に出てきました。

 

岩手、花巻、宮沢賢治記念館。

 

 

僕は宮沢賢治、彼を先生のようには思っていません。

 

彼の文を読んで、姿を知って、

その生き方や考え方をお手本にして、彼のようになれるよう努力しようなんて思ってたことはありません。

 

 

僕は彼の詩や物語の中に、僕が今まで生きてきて培った考え方や想いと似たものを感じただけなのです。(おこがましいですが、すいません)

 

僕は彼のことを友達のように思っています。

 

彼の文字は僕を肯定してくれているような、分かってくれているような。

本になった彼とは、何処までも一緒に行ける気がします。 

それはジョバンニが願ったみたいに。

 

でも僕はあくまでも僕であり、僕と彼はべつべつです。

 

この思いは僕の好きなミュージシャンや作家など全てに共通していることで。

 

僕が音楽を聴き、映画を見て、本を読むのは、ずっと友達を探し続けているような感覚です。

 

実際の世界には友達があまりいないので、僕はそれらの中に友達を見つけたいのです。

 

 

 

花巻を観て回りました。 

あの人は、あの街をイーハトーブと呼びました。

それは彼自身が、生まれ育った場所への想いによって内側に作り上げたものだと思っていました。

しかし違いました。

あそこは元からイーハトーブだったんだと思います。

そういう街でした。

 

 

 


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